「だって!殺さないと殺されるだけでしょ!?」


春美は泣き出した。



「そうだけど…」




あたしだって泣きたいよ。

でも今更泣いたってどうにかなるはずないから




「とりあえず、二手に分かれるか。携帯が使えるからそれで連絡を取り合おう。」



健は落ち着いている。


4人は電話番号とメアドの交換をした。



「じゃあ俺は春美をつれてくわ。心配だから」



「わかった」



あたしは健と行動をとることになった。