こんな時の男女差別は酷い。
こんなの女には拒否権無いじゃん…。






「かっ栞汰くんっ!!!」


意外にベリッと剥がれた体。

「「…………ぁれ…?」」







「っ///」


体は強がって熱くなった。


栞汰くんはまたハイテンションでアタシの少し前を歩いている。

アタシは栞汰くんの背中を見ていた。
アタシの胸はドキドキしたまま…。