なによっ!
あたしがこんなに気使ってやってたのに!
まぁ、あたしが勝手に気使ってたんだけど!
要君を出すにはせこくない!?
拳を握り締めながら、眉間に皺がよるのが
自分でもわかる。
「ふ~んだ!要君はねぇそんなに狭い心の持ち主じゃないの。わかる?」
それだけ言ってっさっさと歩き出す。
何か言われたらあたしが負けちゃうもん
そのままあたしは、裏庭に向かった。
理由なんて無い。ただ気に入ってるから
「んんー。気持ちいいー」
思いっきりのびをして、空を見上げる。
裏庭から見える空が綺麗でなんだか溜息が出る。
実は優に言われた事結構気にしてたり・・・する