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「はぁ!?」
優の言葉に耳まで真っ赤。
心拍数は多分200。
後ろに逃げようにも、
最初からベッドに持たれかかってるから無理。
腰を抱きしめられ、体の距離が縮む。
そして、顔の距離がよりいっそう近づく。
「あ、していいんだっけ?」
あと数センチのところで止まった唇。
しゃべったときの息が
唇にあたってくすぐったい。
素直になりきれないあたしは、
もちろん返事なんて出来ない。
ってゆうか、してとか言えない!!
さっきのは、自然に出ちゃったんだもん!
困って黙っていると、
「まぁいいや」
そう言って、優しく唇が重なった。