茜色の夕日 海の向こうに 沈む
ここから見る景色 「今日で最後だね」

灯台の明かり 暗い海を 照らす
溢れそうな涙抑えて 「…またね」

虫たちの音楽が消えた 満月の日
強く握った手のひらから汗がにじむ
どこまでも続く トンネルを
空から降る声を頼りに 走り続ける

もう一度

オレンジ色の夕日 山の向こうに 沈む
ここで感じる風 「今日でおしまい」

焚き木の火明り 暗い森を 包む
溢れそうな涙抑えて 「…こわい」

野獣の悲鳴が消えた 満月の日
強く握った手のひらから汗がにじむ
どこまでも続く トンネルを
空に見える星を頼りに 歩き続ける

もう一度