少し離れた所から、
由紀と春日君を見守る。


2人は近くのベンチに
腰をおろし、
何かしゃべっているようだった。


「あれっ!!!?」

「どうした真理っ」

「…由紀が泣いてる..」

「きっと、告白がうまくいったか、ダメだったんじゃないか??」

「由紀は滅多に泣かないのに…」