「なぁにボケっとしてるのよ!?
早く綾人に謝りなよ!?なんで喧嘩したか知らないけど、どーせ真人が悪いんでしょ!?」

…オイオイ、マヂでなにがなんで、なんなのか?????


「どーだ?お姫様の機嫌は!?」
部屋にまた1人、今後は男が入ってきた。

…誰だよ。。マヂで。でも、この男の顔、どっかで見たことあるような……
芸能人にでも似てるのか!?
記憶がはっきりしない。

「お姫さん、ご機嫌はなおりました?」
男が聞く。俺はもちろん…
「なんの事だ!?」
こう返すしかないだろう。

「オイオイ、マヂか!?あんなにやり合ったじゃねーかよ!!
真奈美のっっっ!!!!」

「なになに??あたしの事??」


…なにがなんだかわからないが、記憶が頭の中を走り出した。

…俺も、この綾人って奴も、この真奈美って女が好きらしい。
で、告るかどうかで喧嘩に発展したらしい。
…どーでもいいけど、どーせ夢だ。適当にやってりゃ、その内覚めるだろうし。。
この真人って奴になりきってみますか。

「あー。俺、その話降りるわ。綾人の好きにすれば!?」