…わぁ…やばい……。


何言っちゃってんのわたし…。


すぐに断ろうと口を開きかけたとたん――、





「よぉぉぉっし、ガンバルゾぉ〜〜〜っっ!!!!!」



拳を突き上げて叫んだかと思うと、急いでチケットをわたしの手に握らせ、慌てて出て行ってしまった。









――…この残された状況をどうしろと……?






つーかオーダーしといて食べていかないんかいっ!!!







しまむらぁぁぁ〜〜…





この怒りの矛先をどこへも向けられず、結局わたしはコソコソとその場を退散して、奥へと引っ込んだ。