「〜〜〜嶋村さんっっ!!」



「は、はいッッ!!!」



わたしの剣幕に押されてか、嶋村さんはビシッと直立不動の姿勢で固まる。



「もう今日はお仕事終わりっ!!!わたしがご飯作るので、お風呂入ってきて下さいっっ!!!」



「え…ッッ!!??…で、でも…」



躊躇する嶋村さんに、わたしは指を突き付けてすごんだ。



「つべこべいわずに、とっとと行くっっ!!!!」



「は、はいッッ!!!!」



慌ててその辺にあった服をひっつかんで、嶋村さんは部屋をでていく。



よしよし…。



わたしはその後ろ姿を見届けると、途中で仕入れてきたスーパーの袋の中身を探り始めた。