あからさまに不審者を見る目で二人を見るクロエ。



「あの、名前は………」


「あ、私は北村順子です。よろしくね」


「はい」



「ボクは、富士原誠二といいます、よろしくね」


「………はぁ」



此処まで「誠」の字が似合わない人も珍しいですね。


なんか釈然としないクロエでしたが、二人を家に上がらせる事にしました。




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