「どうしたの?さよならって…何?」

「……」

あなたはなにも言ってくれない
そのまま歩き続ける
言うまで待っていようと私も歩く



しばらく歩いていると、踏切が嫌な音を出しながら下りてきて、私たちの歩みを止めた