別れ際、1週間メールもできないなんてやっぱりさみしい、と彼女は少し涙ぐんだ。


俺は、そっと彼女の腰を引き寄せ、頬にかかる髪の毛をかきあげて優しくキスした。


顔を上げた彼女は、恥ずかしそうにでも嬉しそうに微笑んだ。


「1週間、頑張ってくるね」


可愛いよな、ホント。


手を振って別れるときは、もう満面の笑みだった。




こんなもんか?


こんなもんだよな……