行ってしまった。


でも、陶子と再会して、俺は変わった。


今の俺の中には知りたいこと、やってみたいことが溢れてる。


きっかけをくれたのは陶子。


彼女にいつか再会する遠い未来、俺は少しでも彼女に近づいていたい。


彼女に認めてもらえる大人の男になっていたい。


できることなら、彼女を彼女の知らない世界へエスコートできるような男になりたい。


そうしたら陶子は、俺を彼女につり合う男として認めてくれるだろう。