二人の遺体は、まるで恋人同士のように寄り添っていたという。 死語硬直で、女の子の手と男の子の手は、離れなかったと言う。 女の近くからあったナイフから摘出された指紋から、犯人は自殺したと見られた。 学校では、“呪い”の噂が囁かれた。