「そろそろ私帰るね。」
「中川、送って行こうか?夜中だし危ないだろ。」私は、家まで歩いて三分だし、いいよと答えたけど、それでも危ないからと言って、一緒に歩いてくれた。大和の優しい一面に触れた瞬間だった。