「あっ」
星が流れた。つい、声を出してしまった。その声に気付き大和君がこっちを向く。
「ん?中川?」
大和君がこっちに近づいてくる。
「やっぱり中川だ。こんな夜中にどうかした?いつから居たんだ?」
私はバツの悪そうな顔をして答えた。
「んー、五分くらい前からかな。」
それからすかさず私は大和君に聞いた。