授業が終わり、お昼御飯の時間。
私は昨日のことをまた考えていた。
大和のあの寂しげな顔が浮かぶ…何かあったのかなぁ。
いつも通り周りの空気を盛り上げている大和のほうを見ながらぼーっと考えていた。
すると芽衣に、大和君のことさっきからずっと見てるけど気があるの?と聞かれた。
私はとっさに首を横に振る。
「そっ、そんなことないよ!!」
芽衣はにやにやしながら
「あやしいなぁ。」と言った。