「ありがとう。それじゃあ、お母さんと話があるから、どこかで遊んでいてくれないかな?」


「うん!」


そして子どもはどこかへ遊びに行ってしまいました。


桜は、枝の上にいつかの子どもが置いた、こぶしくらいの石をお母さんに落としました。


当然のように、お母さんの頭に石は当たり、お母さんは死んでしまいました。


桜は、お母さんを自分の根っこと根っこの間に埋めました。