「嘉奈絵ちゃん。行くよ。」


あたしは動けずに座り込んだままだった。


「嘉奈絵!しっかりしなさい!行くわよ!」


大輔ママに引っ張られタクシ-で病院に向かった。


でも間に合わなかった。



あたしの大すきな大輔は


















・・・・・・・死んだ・・・・・・・

















大輔ママとあたしは人目を気にせず泣きわめいた。