すると、優弥と雄太がいた。


「あれっ?かな早かったね。」


「優弥~」


優弥に泣き付いた。

優弥も雄太も何にも聞かない。


「かなやっと泣きやんだね!」


「うん。」


少し落ち着いて来た。


「大輔に告られたんでしょ?」


なんで知ってるの?ってそっかぁ。さっき大輔が言ってたもんね。


「うん。でも自分でもよく分んないから少し考えることにした。」


「そっかぁ。」


優弥はいつも『決めるのは自分だからあたしは何にも言わない』と何も言って来ない。


「かな、俺な大輔がどんだけかなのこと好きか知ってる。
合宿が決まってからあいつ毎日毎日俺にかな来るかなって言ってた。
あいつは俺が認めた奴だから良い奴だよ。
俺はそろそろ帰るね。またね優弥、かな。」


雄太は帰った。