「本当は優弥に頼んだんだ。こうなるように・・・」


えぇぇ?なんで?


「どうして?」


「俺ずっとかなが好きだったんだ。よかったら付き合って!」


いきなりの告白だった。

大輔と雄太とは東京住み。あたしと優弥は神奈川住み。

付き合ってもちょっと遠いいが逢えない距離ではなかった。


「・・・大輔・・・ありがとう。少し考えてもいい?」


今は何にも言えない・・・


「うん。分った。」


「じゃあたし部屋帰るね。また明日。おやすみ。」


あたしは大輔の部屋を出て自分の部屋に帰った。