キミと雨―続編―
――――――――――
しばらくすると、一度綺麗に晴れたはずの空が泣き出す。
小さな出会いに、大きな温もりをもらった僕には再度降り出した雨が冷た過ぎた。
すぐに振り返ることをしなかったのは、きっと正解。
もし少しでも振り返っていたら、あのまま戻ってしまいそうだったから。
ひたすら走って走った。
行き着く場所なんかどこでも良い。
だから誰か教えて。
さっきより冷たく厳しく感じる雨に身を震わせる僕は、どこに行けば良い?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…