「ごめん。みゆ、 ちょっと待ってて……。」 貴は そう言って 亜優が連れられた保健室に向かった。 「え!? ちょっ…… 貴!!?」 何で!?? ウチは 追いかけれんかった。 その先を知るのが 怖くて。 この時に 追いかけとったら 違う未来は あった? この時に 追いかけとったら 貴は、ずっと 傍に居った? 確証なんてもん 無いよ? でも やっぱ怖かった。