「もしもし。」 聞き覚えのある アイツの声。 「西野?」 「えっと 急にゴメン。」 心臓が飛び出しそうなくらい 電話の向こうの相手にドキドキしてた……。 「なに?」 素っ気ない返事の俺。 「あ、あの 明日さ、…… うーん、 やっぱ何でも無い!! バイバイ!!!」 ブチッ ツーツーツー…… 「……。 なんだよ。」 切れた電話を置いて、机に座った。