「あんね〜
拓磨は前から優奈のｺﾄ
知っとったんよ」



「どうゆー意味？」




「去年の夏
男子高の文化祭行ったやんか？」



「うん」



「その時に拓磨が
優奈を見てかわいーって
思ったんやって」



「うそ？！」



「で私と拓磨は
友達同士やろ？
ほやけん拓磨が私に言ってきたんよね〜」



「なんて？」



「お前の横におった
髪の長い子！誰？
めちゃかわいーんやけどって」



「うそや〜！」



「本当〜！
初めて遊んだときやって
優奈を送った後に
俺こわがられたかな？って電話してきてさ〜
それで私が優奈に電話してどうやった〜？って聞いたんよ」




「本当に？」



「うん！昔っから
優奈のｺﾄ好きやったんよ〜優奈がｼｬﾒおくらんでも
幻滅とか心配せんでも
拓磨は優奈のｺﾄすきやけん安心して」



「なんか嬉しい」



「これでもう不安やないやろ？」




「うん！ありがと〜！」




本当にめちゃくちゃ
嬉しかった
この後
拓磨に会うのが
待ちきれなかった