バイクに乗ってるときは
なんにもしゃべらなかったよね。
拓磨はなにを思ってるんだろ
って思ってた。




「よし!ついたよ!」 



「え!うん。」



「優奈ってさ
なんかうける」



「え!なんで!?」



「なんとなっく〜笑」



「なんそれ笑
意味わからんし!
拓磨君のほうがうける」 


「拓磨でえーよ?」



「え?…………うん
わかった」




拓磨と話してると
おもしろかった。
ずっと笑ってたよね。



辺りが暗くなって
拓磨のつれてきてくれた
場所からは
夜景がすごいきれいだった




そのときくらいから
やっと
拓磨の顔が見れるように
なった