後ろ姿に恋をして【詩集】

あなたは いつも

誰にでも 優しくて‥

だから いつも

クラスの 中心で‥

みんなの 笑顔に 囲まれている。

そんな あなたは 私の

目標であり

太陽であり

想い人でした。


いつも 誰にでも 優しくて

みんなに 慕われている。

そんなあなたに 恋をしたのに‥。


今は

そんな あなたの姿を 見るのが

なんだか 苦しい。

胸が痛い。
隣‥

私は‥今 あなたの隣。

偶然 あなたが

私の席の 隣に座った。

昼休みの たった

15分間。

私には この時間が

ものすごく 長く感じた。

私の心臓は 破裂寸前。


あなたが

私にかけてくれた

最初の一言は この時の

"顔赤いよ 風邪? 大丈夫?"

だったね。


私は恥ずかしくて

なにも答えられなくて 首を横に振った

あなたは そんな私に

優しくて微笑んでくれた。

こんな 些細なことでさえ

私には とても大きな


神様からの プレゼント
あの日から

少しづつだけど 話すようになった

あなたと 私。

後ろ姿ばかりを 見て来た

私にとっては‥

眩しいくらいの あなたの笑顔。

あなたと話す この時間は

幸せすぎて‥

永遠をおもわせる。

あなたと過ごす この時間も

あなたと交わす 言葉一つ一つも

私にとっては

ダイヤモンド以上の

輝きと 美しさを持つ

"宝物"
あなたとの 会話を思い出し

顔が ゆるむ。

あなたと 交わした言葉

その一言 一言が

今の私にとって 一番の甘い魔法。

思い出しては 嬉しくなって

思い出しては ドンドン

あなたへの 恋が 大きくなる。



あなたと 話せるかな?

と期待しながら‥。

あなたが笑ってくれるような

話題を探しながら‥。

今日も あなたに会うため

学校へと…

唯一あなたへと つながるこの道を

一分でも 一秒でも

速く はやく ハヤク。

あなたに 会えるように

はしるのです。
最初の頃は

あなたを 見つめるだけの恋だった。

でも 今は

あなたの 顔が見れる。

話ができる。


話ができるようになって

あなたのコト いろいろ知って

もっと あなたに惹かれていった。

私も 少しでも 私のコト

知ってもらえるように

たくさん あなたに話したね



でも

こんな事に なるんなら…

あなたの 後ろ姿に

恋 している方が 良かったな。


あなたにも

私と同じように 想い人がいた。
あなたに想い人がいる

そんなコトを 知ってから

何度 涙を流し

何度 あきらめようとしただろう。


あなたに 恋の相談されるなんて

あの頃の 私から想像できただろうか

後ろ姿を

見つめているだけで 幸せだった私。

話せるだけで 幸せだった私。

でも 今の私は欲張りなんだ。

だから

あなたの隣にいたい。

笑顔を独り占めしたい。

そんなことを望んでしまう。


あなたが

好きな人のコトを 相談するときの

頬を少し赤くして ぎこちなく笑う顔。

そんな顔をされたら

諦めなきゃって…

あなたのココロに 私が入ることは

出来ないんだって…

嫌でも…思い知らされる。

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