いつも
私の一歩先へ行ってしまう人がいます
私は追いつこうと 必死に
あなたに向かって走るのです
でも
見えるのは 後ろ姿ばかり
あなたの 顔が見えません‥
何時になったら
私はあなたに追いつくの‥
笑顔が見られるの?
"後ろ姿に恋をして"
あなたを 初めて見たのも
やっぱり 後ろ姿で
顔が見えないけど
その分 あなたの
大きく 優しい ココロが見えた‥
私の 恋の始まりは
右斜め前の 後ろ姿
今日もまた
私の 見つめる先には
あなたの 後ろ姿がある
右斜め前の‥。
あなたに 恋して 変わったこと
今 と言う時間が
とても輝いていること
たとえ 後ろ姿を
見つめるだけの 恋であっても
私は 今 とても幸せ
私の 席は ここがいい。
あなたの 席も あそこがいい。
もし‥
あなたの席が 私の 後ろだったら
私は 緊張して いつも気を抜けない。
もしかしたら あなたに
見られているかも しれないから。
でも その反面
私は とても不安になるでしょう。
あなたの姿が 全く見えない
後ろ姿でさえ 見れないから。
もし‥
あなたの席が 私の 隣だったら。
緊張しすぎて 心臓が破裂する寸前
話しかけられたりさたら
嬉しすぎて 大声で返事してしまうかも。
でも
あなたを 何時までも
見ていられなくなる。
あなたに 気付かれてしまうから
‥あなたへの 恋を。
だから
私の席は あなたの席の 後ろがいい。
何時までも
あなたを見ていられる。
あなたの顔が見れないのは
なんだか 切ないけど。
それでも
私は そんなに欲張っちゃいけないから‥
あなたの 後ろ姿を見つめるだけで
それでいい。
後ろ姿に 恋をするだけで いい。
あなたは いつも
誰にでも 優しくて‥
だから いつも
クラスの 中心で‥
みんなの 笑顔に 囲まれている。
そんな あなたは 私の
目標であり
太陽であり
想い人でした。
いつも 誰にでも 優しくて
みんなに 慕われている。
そんなあなたに 恋をしたのに‥。
今は
そんな あなたの姿を 見るのが
なんだか 苦しい。
胸が痛い。
隣‥
私は‥今 あなたの隣。
偶然 あなたが
私の席の 隣に座った。
昼休みの たった
15分間。
私には この時間が
ものすごく 長く感じた。
私の心臓は 破裂寸前。
あなたが
私にかけてくれた
最初の一言は この時の
"顔赤いよ 風邪? 大丈夫?"
だったね。
私は恥ずかしくて
なにも答えられなくて 首を横に振った
あなたは そんな私に
優しくて微笑んでくれた。
こんな 些細なことでさえ
私には とても大きな
神様からの プレゼント
あの日から
少しづつだけど 話すようになった
あなたと 私。
後ろ姿ばかりを 見て来た
私にとっては‥
眩しいくらいの あなたの笑顔。
あなたと話す この時間は
幸せすぎて‥
永遠をおもわせる。
あなたと過ごす この時間も
あなたと交わす 言葉一つ一つも
私にとっては
ダイヤモンド以上の
輝きと 美しさを持つ
"宝物"
あなたとの 会話を思い出し
顔が ゆるむ。
あなたと 交わした言葉
その一言 一言が
今の私にとって 一番の甘い魔法。
思い出しては 嬉しくなって
思い出しては ドンドン
あなたへの 恋が 大きくなる。
あなたと 話せるかな?
と期待しながら‥。
あなたが笑ってくれるような
話題を探しながら‥。
今日も あなたに会うため
学校へと…
唯一あなたへと つながるこの道を
一分でも 一秒でも
速く はやく ハヤク。
あなたに 会えるように
はしるのです。