奴は悪魔の笑みを浮かべている。


「……っ、生徒会に入る……」


睨みながら、告げる。



そして、手の自由が戻り、私はその場にへたり込む。



「―この、二重人格、最低最悪男!!信じられない…っ」


深呼吸をしてから、怒鳴りつけた。



こんな風に、怒鳴る事が続くなんて、初めてだ。