私はアイツの前の机をバンッと叩いた。


「朝のあれ、どういう事?」

「どういう事って、だから新役員紹介」


「私、生徒会に入るなんて言ってないけど?」


「だから、あれは指名。強制だな」


「何で私なのよ!?」

他の役員達が、珍しそうに私達を見ている。

でも、無視。

アイツが、爽やかな笑みを浮かべる。
「お前が俺の裏を知ったし?
面白いと思ったから」

…面白い?


…ふざけんなよ…。