周りの冷たい視線なんて、気にならない性格だけど、後で呼び出されると面倒だ。


仕方無く、顔を上げる。


「……おはよ」


超無愛想に挨拶を返す。



更科魁斗がにっこりと微笑む。

周りには、まるで王子様の微笑みだろうけど、私には悪魔の微笑みにしか見えなかった。



きっと、こんな事は、これから始まる最悪な日々で、毎日あるだろう…。






ホント、最悪な日々…。