「…ッッ」


俺は大好きな文芽とキスが出来たことに、舞い上がりながらも腰に手を回し、文芽をグッと引き寄せた。


もう、離したくないって気持ちでいっぱいになった。



それから…俺たちは何度もキスをした。


これで、俺の片想いは終わったと勝手に思い込んでいたんだ。




文芽に好きだよ。


なんて一度も言われてないのに…





俺は…キスをした事で彼氏になれたと思った。


毎日…メールや電話も欠かさずしている。


学校が休みの日は文芽とデートをした。