あこがれの先輩…。
野球をしてる姿が好きな愛美が一番好きになった先輩だ。
『ねぇー今日さぁ先輩み見に行きたいんだぁ。一緒にみにいこー。』
野球部の部室までいくのが愛美には心細かった。

『あぁ南さあー先輩興味ないからー。先帰る。バイバイ』
南は愛美が先輩を好きな事は知ってても先輩には興味がなかった。

愛美は心細くワクワクしながら部室まで先輩を見に行った。
先輩が部室の窓からニコっと愛美に笑って手招きをした…。愛美は照れながら先輩のいる部室へ向かっていく。

『ガチャ。』
部室のドアを開けた。
もちろん愛美は先輩と喋った事がなく緊張をしていた。

『あっ!あの先輩って彼女居ますか?』愛美が思いきって聞いてみた。

『あぁ彼女はいない。でも好きな奴がいる…。』先輩が答えた。

ー愛美は動揺した。ー
『わかりました。』
愛美は部室から走って家へ帰った…。

家で色々考えた。
先輩が好きな気持ちって伝わんないのかな。
どんなに頑張っても
報われない恋なのかな。でも『好きなんだよ!?』愛美の心にぽっかり穴があいた…。

次の日…。
南に相談をした。
『先輩ね好きな人居るんだってもう無理だよね…。』愛美は涙目で話した。