放課後…愛美が階段を下りた。先輩がいた。

『どうしたんですかぁ?』
『俺駄目だな…。南に怒られた。愛美好きだったんだよ。南に告る暇は無いって』
先輩は悲しそうに言った。
ーあぁあの時話てたのってこの事だったんだ…。ー
『あの…。どうするんですか?南』
『わかんないだ…。俺情けないよな2人も傷つけたな…最低だ。』
愛美は心が息詰まった。
『先輩…。愛美が先輩を好きになって良いですか?』
『うん。いいよ。幸せにする。大切にする』
先輩の言葉が心強かった。この時はじめて人を好きになる気持ちがわかったんだ。