「3人とも、いつもこんな調子なの?」

「そうそう。もう小学校からの腐れ縁でさぁ。色んな友達と出会ってきたけど、
結局はこのメンツに行き着くってやつ?ま、楽しいからいいけどね!」

そう言って、美希は笑顔になった。

「そろそろお腹すかない?そうだ、ケンちゃんの家行こうよっ!
ほら~、久しぶりにスタミナ丼食べたいなぁ~っ。」

「しょうがねぇな。部活までそんなに時間ねぇし・・・。
祝3年生★ってことで、今回は特別。おい、優馬も来いよ。」


海から少し歩いたところに、定食やさんの看板が見える。
ちょっとお腹もすいてきたし、せっかくだから行かせてもらおうかな?
お言葉に甘えて、ご馳走になることにした。