いよいよ体育祭当日。
天気が心配だったけど、カラリとした晴天が広がっている。
昨日の意味深な藤谷の言葉が気になるけど、今は関係ない。
愛ちゃんと、2人で頑張るって決めたもんね。
クラスカラーの青の鉢巻を頭に巻いて準備万端!
「璃良、先行っちゃうよ!早く行こうよ~っ!」
美希はいつものハイテンションが更に増して、今にも噴火しそうだ。
「ごめん、今行くから!」
駆け足で教室を飛び出し、璃良が靴箱の扉をあけると、
「・・・え、ないんだけど・・・!」
璃良の靴がまるまる1足、見当たらない。
「はぁ!?璃良、冗談よしてよ!裸足で学校来たの?」
「そんなわけないじゃん!なんでないの?なんで?」
他の靴箱も確かめたが、明るい黄色のスニーカーは見つからない。
天気が心配だったけど、カラリとした晴天が広がっている。
昨日の意味深な藤谷の言葉が気になるけど、今は関係ない。
愛ちゃんと、2人で頑張るって決めたもんね。
クラスカラーの青の鉢巻を頭に巻いて準備万端!
「璃良、先行っちゃうよ!早く行こうよ~っ!」
美希はいつものハイテンションが更に増して、今にも噴火しそうだ。
「ごめん、今行くから!」
駆け足で教室を飛び出し、璃良が靴箱の扉をあけると、
「・・・え、ないんだけど・・・!」
璃良の靴がまるまる1足、見当たらない。
「はぁ!?璃良、冗談よしてよ!裸足で学校来たの?」
「そんなわけないじゃん!なんでないの?なんで?」
他の靴箱も確かめたが、明るい黄色のスニーカーは見つからない。