今朝、下駄箱からスリッパを出そうと手を伸ばせば、スリッパ以外の何かが指に触れた


…ベタだなぁ


そう思った


それを手にとってみればそこには私の名前宛ての手紙


脅迫状かラブレター


私の頭の中に二択が生まれる


できれば前者はやめてほしい


十七年間平穏に過ごしてきたんだから


別にがり勉じゃないけど、休み時間は一人机に向かって読書してたし


読書って言っても難しい本じゃなくてファンタジーな感じだけど


周りから見たらその姿はがり勉に映るだろう…


だからそんな私に近付こうという物好きな人なんて今まで誰もいなかった