「ねえっ!男の人って 何もらったら嬉しい!?」 「私、男じゃないけど?」 「知ってるよ!」 私は理沙に翔の誕生日の 相談をしていた。 「それくらい自分で 考えなさいよ、彼女。」 「だってー…」 男の人の欲しい物なんか 全くといって いいほどわからない。 せめて兄弟でも いてくれたら なんとかなったのにな。