優人いわく、
俺は手が早そうに
見えるらしいけど、
実際は出してねー。
いや、まじで。
キスとかは
まあ、普通にしてるけど…
俺だって健全な
男子高生なわけだし?
手ぇ出したいのは
山々なんだけど
タイミングっつーか…
「翔、妄想してんなよ。」
………………だから
「お前……
まじでその口
ミッフィーにしてやろうか?」
うん。
お前の口なんか
×になってしまえばいい。
「は?!ヤダヤダ!」
「だったら少し黙っとけよ。」
またもや優人の
イラつく発言により
ますます機嫌が悪くなった俺は、
机に突っ伏して
眠りについた。
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