そのまま帰ってからも 翔の誕生日プレゼントを どうするかずっと考えていた。 「うーん…」 「ただいまっ!」 リビングのソファーに 寝転がって考えこんでいると、 お母さんが帰ってきた。 ……なんかいつもより テンション高いし。 お母さんはそのまま バタバタと足音を響かせて、 リビングに入ってきた。