ふと目が醒めた


僕はなぜこんなに固いベッドで寝なければならないのだろう


あのとき僕は何故あんなことをしてしまったんだろう

僕はもう十分罪を償ったはずだ


ただひたすらに神に祈った。わすれさせてくれと…


そんな事を考えながら目を醒ます


そろそろ朝礼の時間だ

またいつものように看守が僕を起こしに来るだろう