「……ド派手な、首飾りだなぁ……」
銃佐ェ門は禁の首に架かっているダイヤのネックレスに、目を白黒させ、呟く。
「まぁ……、戦利品ってヤツかな?」
まんざらでも無い表情で禁は答えると、ダイヤのネックレスを胸元に押し込んだ。
「……」
そんな禁を、銃佐ェ門は痛々しい表情で見つめ、苦笑する。
女性として、美しい装飾品に興味を示すのは当然であろう。
ただ、ソレを否定しながらも、未だに執着している。
銃佐ェ門は掛ける言葉もなく、静かに禁を見守るのであった。
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