「……幹部連中?」 銃佐ェ門もルソウと同じように、小声で尋ねる。 「考えました、ね……。大司教……」 ルソウは苦々しい表情を浮かべ、呟く。 「我々を教団から追い出す口実と共に、暴挙を防ぐ為に、教団の幹部達を呼び出すとは……、やってくれる!!」 銃佐ェ門の問いにルソウは、己らの状況を早口で説明する。 ソレはトゥルウらの立場と状況、その存在による行動の抑制力を意味していた。