「そう……。確かにアレは若干、アタシのとは違うみたいネェ?アレじゃあ、ナニも残らないワ」
ジェノスは自分と比較するように考察すると、口を開く。
「まさしくヒトの生命を刈る、死神の名を冠するに相応しい存在ネ……」
その肩書きに狂いのない存在は、ジェノスの認めるモノとなる。
頭に血が昇ると、暴走するのはジェノスの専売特許といえた。
しかし、ソレは敵に対してである。
たまに味方も巻き込む事があるが、闘兵衛らの持つ理不尽な殺意と比べれば、可愛いモノだった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…