「……なっちセンセイ?」
クスクスと声が背後から聞こえた。
後ろを見れば
寝そべっている男の子…
桐谷…千昭…。
「なんでここにいるんですか?ココ、俺しか知らない秘密の場所なのに」
まさか
この場所を知ってるなんて。
「…あ、ごめんね」
なぜか謝っちゃう
真っ直ぐな瞳で
見つめられると
一気に頬が熱くなる…
「なんで謝るの?
…あー昨日のことがあった後だもんね」
何もかも見透かしたような目…。
でも、やっぱり
そこらの男子高生より
すば抜けてかっこいい容姿。
やっぱり調子が狂うなぁ…
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