それから広い和室に通され奥には和服を着た2人と数十人の男の人達


昼間なのにもう宴会のようになっていた

聡と美咲はその中を抜け奥の2人の所で座る


「こんにちわ」
「親父。突然すぎるぞ無理言うな」


『フフ…こんにちわ美咲ちゃん。来てくれて嬉しいわ』

『今日はゆっくりしていきなさい』


「ありがとうございます」
「はぁ…」

(ニャ~)ジーッ)
(あっ…)


父親の膝の上に2匹の猫


「クロちゃんシロちゃん。こんにちわ」

と言うと2匹は美咲の膝の上に乗って

((ニャ~))


『やっぱり美咲さんの方がいいのか?』

と少し笑いながら父親が言った