電話を切った後
聡は美咲の髪に指を絡める


「美咲…」


「ン…」


指は髪から耳へ 首筋へと撫でてゆく
そして反対側の首筋に唇を当てて舌を這わせる


「ンン…だめだっ‥て聡…」


「み…美咲…もう…」


(ガバッ)


「はぁ…生徒会室って忘れる所だった
美咲…週末…わかってるな?」


「ビクッ…うん…」

「大丈夫だから
無理はしない」


「…うん」

聡は美咲をギュッと抱きしめた