「ン…」

何か気配を感じたのか聡は目を覚ます


「聡…」

小さな声で美咲が囁く


「ンン…」

聡は寝ぼけながら美咲の腰に手を回し
顔を寄せて

「…ニャ…まだ…ねむ…」


「聡?」



「ブッ…わはははは」


「!!!!」


「聡。お前は猫かぁ~わはははは」


(ガバッ)
「…隆司…」

一瞬にして目が覚め起き上がる


「クックックッ」


「う…うるさい…」

「聡…顔真っ赤だよ」