(何、アレ?何か、ボケた爺さんにしか見えないんだけど…)

「医者だろ?多分な。」

健吾はギシギシとリズム良く音を刻みながら、老人の後に付いていく。

ちょっと!
床が抜けたらどうするつもりなワケ!?

ま、まぁ、あくまで例えだけどね。
アタシ、体重そんなに重くないし。
重くないけど、それ以上に床に根性が無いっていうか。

とにかく、そんな感じ。