昨日は随分と遅くまで、美咲と遣り合った。

やれ「精神病棟に回されるのは嫌」だの、やれ「馬鹿の癖に正論っぽい事言うな」だの。

もうね、死んでしまえとさえ思った。

散々暴れた挙げ句、疲弊した所を俺が説き伏せた。

そうこうして、ようやく主治医の元へと向かっている訳だ。